公園隣の家が竣工して1年半。
食事会の案内を受け担当スタッフと二人で出掛けました。
忘年会で頂いた自家製パンチェッタのうまかったこと、また先日ストーブ用のオーブン台を購入して新たな料理を開拓中の様子なので、興味深々で乗り込みました。
まず目に飛び込んできたのは庭を囲む薪棚。暖かな冬を約束する景色です!
スチールフレームのキッドに外壁の残りと思われる焼き杉板が転用された屋根。
薪割り台、踏み石も調達され、手作りの味わい深い風景となっていました。
2月の夕刻の公園には人影も少なく、まるで自分たちの晩さん会のために整えられたような風景が広がっていました。なんとも贅沢な景色です!
以前の家ではこの風景は生垣で遮断されていましたが、大きな窓を公園に張り付けることで公園を独占出来た訳です。当初私生活が見られる事への抵抗もあったようですが、こちらは舞台なのですから「女優として振る舞いましょう」と・・・。
古民家では10年来ピザを作り続けていますが、我が社には無いおしゃれアイテムが沢山!
「有ると便利なものは要らない」 決意が少し揺らぎました・・・
お餅の入ったピザ生地は触感が良く、トッピングを変えて3種類頂きましたが、食べすぎでお腹がやばいことに!
パンチェッタはハーブと塩で漬けたオリジナルの逸品でしたが、塩抜きの出汁でスープを作る辺りの細やかさにも感銘を受けました。なるほどです!
デザートは揺らめくキャンドルの明かり中での焼き芋。
確かに別腹でしたが、もう食べすぎですっかり動けなくなりました!
沢山のおもてなしに感謝、感謝です!
ありがとうございました!
ご自宅がとても気に入っていらっしゃるようで、設計者冥利に尽きます。
「どんな家を見ても自分の家が一番」というのはホントに幸せなコトと思います。
設計打ち合わせを重ねることで家は少しずつ自分たちの意向に近づく訳ですから、長い設計期間は竣工後の満足に繋がりますね。