大社神門通りにおもてなしステーションが竣工しました。簡単に言えば観光案内所ですが、ここでは更に踏み込んで観光客のもてなし方、建物の活用方法などについて地域の方々と一緒に考えてきました。City switchから生まれた建築と言えなくもありません。基本設計は山城悟+ビルディングランドスケープさんです。
壁は島根杉LVLのデコボコ壁。凸凹はパンフレットをはめ込む仕掛けでもあります。
天井の灰色がオレンジの建具、木質壁などの暖色を引き出しています。
この建物一番の見所のパンフレット棚!木内俊克さんのデザイン・制作です。
ワークショップで指摘されたダメ出しを克服してのデザインです。
パンフレットの平積みの他折りたたみチラシを入れたアクリルボックスの嵌め込みなどにも対応しています。
コンピュータ制御のNC旋盤で削り出され、組み立てられたものです。名を雲縄と言いますが、太古の海を泳ぐ生き物のようです・・・素敵過ぎます・・・☆☆☆
直近は写真展示ギャラリー雲太でした。学習塾、パン屋など時代と共に移り変わってきた建物です。
今回補強鉄骨柱、鉄骨庇を撤去、切り取られていた瓦屋根を復元して神門通りらしい外観に戻しています。