今年の住宅展はこの2、3年で手がけた新築住宅とリフォームを中心にパネルと模型を展示、書斎の本棚も開放して心ゆくまで住宅に浸れる場所を提供しました。
初日の講話は出西窯の多々納弘光さん。
美しいものとは、「伝統に基づくもの・木や土など自然の恵みを受けるもの・機能美に徹するもの」
古民家がそうであり、浜田庄司さんも古民家の移築以外の普請はされなかったと。
そうであれば今の日本は本当に美しい建築を創りにくい時代かもしれませんね・・・(´Д` )
二日目植富さんは若いスタッフさんからも庭作り秘話を紹介いただきました。持田さんには古民家塾の玄関先に「夏の涼」を演出して頂きました。
体にもお財布にも優しいランチプレートは桑本さんにお世話になりました。
時代の潮流から少し距離を置く山陰、山陰の風土性とは簡素美に修練されるのではないかと改めて考えさせられた二日間でした。
多々納さん、植富さん、ありがとうございました。