出雲市駅南口近くに須佐クリニックが着工しました。循環器内科と神経内科のクリニックです。
待合室は吹き抜けとして木造架構を著わしていますが、外部建具もすべて木製とし、全体に木質感の強い建物となっています。木造公共施設整備の補助を受け、木材は全て県産材としています。
処置室も木と漆喰の暖かな仕上げです。住宅以上に穏やかな空間となりそうです!
東京時代、最初に勤めたのが病院設計専門の事務所でした。当時所長から病院設計の日進月歩を聞かされていましたが、あれから33年。当時カルテ搬送の最先端だったのはエアシューターです。透明なプラスチックの筒にカルテを入れると、館内に張り巡らされたダクトの中を空気圧で筒を搬送させるシステムでした。シーメンス社のエアシューターに新しい時代を感じましたが、今は電子カルテの時代です。
医療機器も建築も日進月歩が凄まじい!
もちろん将来の日進月歩も視野に入れた計画としていますが、さてはて時代はどこに行くのやら・・・
2015年の春 オープンの予定です。