暖かい風や暖かい陽差しには春を感じて気分が高揚しますが、庭の草花もたいそう春を喜んでいる様子。
連休仕事のガス抜きに庭の草花を活けて遊ぶ。
クリスマスローズは白椿と合わせ白磁に。
白に白。
うつむく花を支えるように上向きに椿を。
金継の縁と花を一直線に並べ、緊張感のある構図に。
淡いピンクのイカリソウは小さな蕾の芽吹いたコデマリの小枝を添え、ガラス瓶の清涼感と。
足元を締めるのは蕗の若葉。
小さなスミレは小さなガラスの器に。
野に咲くように株毎移す。
キンポウゲを差し色に、薄い花びらを逆光で見返す。
透ける花びらに、咲く花の儚さを感じます。
春一番を告げるユキヤナギ。
梢がS字にしなる小枝を2本選んで古いガラスの医療器具に活ける。
目薬の垂れる注ぎ口のS字と梢のラインが揃うように。
鮮やかなシャシャンボはそれが引き立つ黒い器に。
ぽっかりと空いた口元に丸々としたフキノトウを添えると一段と春らしくなった。
茎のてっぺんに集まる蕾が次々開花し始めたミヤマシキミ。
常緑のどっしりとした花には繊細なイカリソウを添えて。
僅かに香るフッキ草は小さな器に活けてデスクの窓辺へ。
時々持ち上げて香りを味わう。
トイレにおいてもいいのだが、
トイレとデスクが同じ香りでは気分が出ないか・・・!