世田谷美術館の企画展で染色家 志村ふくみさんの作品を知る。染色のことは良くわからないが、作品の色味はどれも素晴らしかった。自分が一番惹かれたのは琵琶湖の冬景色に添えられた言葉。冬の自然への洞察力だった。身近な自然への親しみとそこに息づく命への畏敬があった。染色一筋の一途な生き方に根付いた風土を感じ、わが身が恥ずかしくなった。
翌日岡本太郎記念館に行き、ここでも沖縄の素っ裸な清々さを喜ぶ岡本に出会い、やはり創作の原点にあるのは風土なのかと再認識した次第。
これからは積極的に島根の風土、風景に会いに行きます!
翌朝出会った秋空の宍道湖。
気持ちが洗われるような清らかな景色!