
予算も無事に納まり斐川町直江の家が着工しました。南屋根を葺き降ろし縁側を設け、縁側を通して広い庭と室内が繋がる住まいです。
一年かけてじっく設計出来ましたが、毎回の打ち合わせ図面とイメージスケッチは担当スタッフが描き、断面計画から家具、ディテールまでを基本計画段階で詰めたので平面詳細図と矩計図が後追いとなった次第。
今回はクライアントから自分たちの求めるイメージが具体的に示されましたので、好みが掴みやすく毎回スムーズに打ち合わせを進める事が出来ました。

初期のリビングスケッチ
平面計画は変わりましたがキッチンのイメージはこのスケッチで決まりました。

吹き抜けの小上がりデスク。キャンテと吊構造で考えていた時のスケッチですが、吹き抜け規模の縮小に合わせてデスク位置を移動。
今回キャンテのデスクとするアイデアはこのスケッチで決まりました。

LDKの計画スケッチ
吹き抜けを生かすように階高を押さえた断面計画。

吹き抜けデスク
大梁を下げ、大引きをキャンテに。

吹き抜けから見下ろすリビング

地鎮祭最中に神主さんが体調を崩されるというハプニングがあり、神主代役という貴重な体験をさせて頂きました。
難は地鎮祭で済み、工事が無事に進むことを祈るばかりです・・・