
住いの更新が進んだ昭和の経済成長から、古民家の価値が見いだされ再生される時代へ。風土や文化はその中にいると気付き難いものですが、失われて初めてその大切さに気付くモノかも知れません・・・
丁寧な暮らし、スローライフ、・・・フレーズは色々ありますが、多少の不便を受け入れながら心豊かに暮らしを楽しむ時代となりました!
御両親が新居を建てられて空き家となった滋賀県蒲生郡の古民家。その古民家を息子さん世帯が再生して生活の場とされます。
実測調査と打ち合わせを進めていますが、今回の仕事では地元滋賀県立大学 環境建築デザイン学科の川井研究室の協力を得、改修工事には学生達も参画する予定です。
図面や設計打合せをクライアントと学生達とSNSで共有しながら進めています。
学生達にとっては貴重な経験になると思いますが、学生達とのやり取りをも楽しむクライアント御夫婦の心の広さあればこそのスタイルです。それぞれの立場から積極的に関わる事で、クライアントにとっても学生達にとっても良い事例になると確信しています!
送迎から食事まで毎回心底丁寧なおもてなしに感謝です!
島根から滋賀まで新幹線での遠征ですが、滋賀には見所も多く何よりも素敵な御夫婦との出会いに心弾ませています!
