外観がほぼ出来上がり、竪樋の位置決めに立ち合いました。
外壁格子溝に竪樋掴み金物を設け、縦樋の横振りが出ないようにすっきりと納めまる事に。
内部左官仕事も進み、2階個室は部屋がほぼ仕上がりました。
垂木や梁、落とし込み板壁の精度に毎回感動します。
今日は和室入り口のアーチ枠に奮闘する石飛大工に遭遇!
楽しいモノを見させて頂きました・・・☆
アーチ枠の厚さは6㎜。
これまでの現場では直材と曲材を分けて浴槽でお湯に浸して曲げたり、
現場で時間をかけて少しずつ曲面に馴染ませたり、
3㎜と3㎜を貼り合わせたりと毎回いろいろでした。
今回は青森ヒバ柾目3㎜+3㎜です。
既に1回戦目の板は割れ、現場は2回戦目に突入していました。
2枚それぞれの長さを現場合わせして、下地に1枚づつ接着。
今回の現場では合板を使わないルールがあり、接着も一苦労。
縦材を下から順次ツッパリを入れながら、半円の下弦材を挿入。
曲面も簡単に行きそうでしたが・・・、
左端から時計回りに突っ張り始めると、次第に下弦材がたわみ左端からツッパリが緩むという自然科学を体験!更には3㎜板どうしの接着に隙間が空き、楔で押さえることに!
しかし楔も強く打ちこむと1枚目の板が下地から浮き上がるのでほどほどに効かせるという塩梅。
なかなか面白いものを見させて頂きました、御馳走様でした・・・☆
途中下弦材のたわみ止めの支柱を設け、完成☆