新年早々から古民家調査に同行した新人スタッフ。
古民家の勉強に雲南市へ。
江戸期と思われる古民家でしたが、昭和56年に瓦屋根に葺き替えられるまでは茅葺きで維持されていた。大きな転びもなく丁寧にメンテナンスされ健全な佇まいでした。
内外を一通り見た後でいよいよ床下調査開始。
ヘルメットにライトを装着し
片手に金槌を握りしめ、いざ柱脚腐朽の調査へ。
これから何件の床下に潜り、
また天井裏に登り、
古民家を調査するのだろうか?
建築の耐久性を知るためには古い建物を調査するのが良い。
何処がどのような原因で傷み、雨漏りし、蟻害が広がったのか、またどのような処置がなされてきたか・・・
古い建物を知らずに新しい建物は建てられないことが、床下から解る。
これから沢山の民家を調査し、経験を積み、やがて一人前の技術者になるであろうスタッフの最初の一歩!