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人に恵まれた現場だった。面倒見の良い工務店、滋賀県立大の川井先生、腕のいい職人にも助けられた。 古民家という地方の言葉を介して滋賀と島根とが繋がり、三年掛かりとなったが滋賀の歴史や文化に触れるいい機会でもあった。施主ご家族には感謝が尽きない。 着工前に施主家族が古民家体験にこちらで一泊されたのも良かった。
江戸期の礎石建て古民家は、空家の雨漏りから不朽が進んでいた。
蒲生郡の古民家では差し鴨居を北側座敷の半間だけ繋げない工法がありここも同様であったが今回筋違をバランス良く配したので、当初構造はそのままとした。 増築部と蔵を解体し、伝統工法のコアを新しい耐震壁が囲み、風景に開く生活の場として再生した。 滋賀県立大学の関わり方も良かった。 施工など見たこともない学生たちが、直接職人さんから工具や技術を学び現場作業することには感動した。 施主さんのDIYも素晴らしかった。 いつの日か、この苦労が笑い話になるといいのだが・・・
DIYで一番成功したのはマッサージ室の飾り棚だと思う。 解体や清掃などは施主の日曜仕事となり、最後のひと月で母屋前庭の化粧砂、納屋前庭に堆積していた残土の処分、また井戸の井側石の組み直しもされた。
小澤征爾さんによれば楽員それぞれが演奏したいように演奏する形に持っていくのが指揮者の大切な仕事だそうで、建築現場も同じだ。 ただ建築の場合、楽員から生まれた作品はクライアントの暮らしを経ていっそう音色良い作品となってもらいたい。
by tkhmn48438
| 2020-11-03 17:18
| 江角アトリエ日記
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