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![]() 竣工を1か月後に控えた東本町の家では仕上げ工事が佳境を迎えました。 外部足場を登ると、塗りたての漆喰壁から懐かしい芳醇な香りが。 メーカーの既調合漆喰から出雲の吉井工業で練られた本漆喰に変わり、その漆喰糊に使われた角又の香りでした。
遠い記憶に繋がるような懐かしい香り! ![]()
何度も何度も協議した隅木と桁と瓦、破風の納まり。 ![]() 階段の登り口を高くするためにアーチ状に繰り上げた天井。 小さな工夫でしたが、出来上がると影響力のある意匠であったことを感じました。 彫塑的な造形に白い陰影が生まれ、印象的な景色となりました。 ![]()
北庭軒天井の色はインターンシップの学生にまず考えてもらいました。 今週から来ているロンドン大学バートレット校のベンジャミン君。
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玉湯町の家では階段が鉄骨から木造へ変わり、手摺と貫板の納まりに苦心。 ![]() ![]() ![]()
豪快です!! ■
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by tkhmn48438
| 2018-04-17 16:23
| 江角アトリエ日記
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![]() 外観がほぼ出来上がり、竪樋の位置決めに立ち合いました。 外壁格子溝に竪樋掴み金物を設け、縦樋の横振りが出ないようにすっきりと納めまる事に。
![]() 内部左官仕事も進み、2階個室は部屋がほぼ仕上がりました。 垂木や梁、落とし込み板壁の精度に毎回感動します。
![]()
今日は和室入り口のアーチ枠に奮闘する石飛大工に遭遇! 楽しいモノを見させて頂きました・・・☆
アーチ枠の厚さは6㎜。 これまでの現場では直材と曲材を分けて浴槽でお湯に浸して曲げたり、
![]() 今回は青森ヒバ柾目3㎜+3㎜です。 既に1回戦目の板は割れ、現場は2回戦目に突入していました。
2枚それぞれの長さを現場合わせして、下地に1枚づつ接着。
縦材を下から順次ツッパリを入れながら、半円の下弦材を挿入。
なかなか面白いものを見させて頂きました、御馳走様でした・・・☆
![]()
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by tkhmn48438
| 2018-04-04 16:29
| 江角アトリエ日記
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学生達には雲南の古民家と安来の古民家調査に同行して頂きました。院生であれば断面図、構造伏図などをスラスラ描いてほしいところですが、木造をキチンと教える大学が無いのが現実です!
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by tkhmn48438
| 2018-04-03 19:02
| 江角アトリエ日記
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浜田と出雲で2件の新築住宅が竣工しました。 比較的広い敷地条件や周辺家屋からの視線をいかに塞ぐか、5台の駐車スペースの確保など敷地条件は少し類似していました。 大屋根の下に張り出す濡れ縁。縁側を通して庭へ繋がる暮らし。 ![]() ![]() ![]() ![]()
出雲市斐川町の家は竣工から引っ越しまでの期日が迫っていてオープンハウスが出来ませんでしたが、先日手直し検査の確認で引っ越し間もないご新居を拝見させて頂きました。設計段階から写真でイメージを共有していたので、お使いの家具なども新しい空間に馴染んでいて安心しました。
家の中心にDKを据え北側に家事動線をコンパクトにまとめた住まいです。 キッチンや和室からは濡れ縁を通して広い庭が見渡せます。 リビングの吹き抜けは開放感だけでなく、夏季重力換気の涼風を誘い冷房に頼らない快適な暮らしを想定しています。
庭のグランドカバーにはクラピアK5をご主人が植えられますが、庭一面緑の絨毯となる日が楽しみです。 ■
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by tkhmn48438
| 2018-04-03 11:43
| 江角アトリエ日記
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![]() オープンハウスには施工を手掛けて頂いた増本建設さんとの合同で週末の二日間開催しました。 早朝ご近所のご方々が誘いあわせていらっしゃる様子からはご近所付き合いの親密さが伺え、町内行事の様でもあり新鮮でした!
![]() 広い敷地を活かすために、南と東の庭に濡れ縁と深い軒を設けてリビングと庭が繋がるように南東に隅木を伸ばしています。 ![]() リビングの北西を諸室が取り囲み、南東が庭に開かれる構成です。
![]() 吹き抜けのリビングにいるとウッドデッキを通して庭と街が繋がり、反対側には2階の個室の窓やロフトが囲み、内外2つのレイヤーの中心にいる心地よさを感じます。京都ブライトンホテルのラウンジのような、個室と小さなパブリックスペースの関係性が成功したように感じました。
![]() 今回の設計では日常慣れ親しんだ素材を再考する契機ともなりました。 キッチン天板のステンレスやロールスクリーンは異なる文化圏からはチープな素材と映り、壁の珪藻土や掃き出し窓も日本特有の文化なのだと再認識しました。
![]() ![]() 洞窟を通り抜けたところに広がる小さな平場。 毎回現場監理の最後に現場監督さんとの寛ぎの場に・・・! オープンハウスは好天にも恵まれ、空間の広さと広い青空を同時に感じる開放感がこの上もなく気持ちよく感じられた2日間でした。 ■
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by tkhmn48438
| 2018-03-17 08:31
| 江角アトリエ日記
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![]() 京都芸術デザイン専門学校からインターンシップでやって来た中川君。
更に絵を得意とする素敵な個性派でもあり、 ![]() 最期に囲炉裏宴会で疲れをねぎらいました。 三週間お疲れ様! またおいで! ■
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by tkhmn48438
| 2018-03-12 20:28
| 江角アトリエ日記
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![]() 裏山の樹木の伐採から始まる母屋普請は家具師日野さんの生き様そのもの! 設計者はただその情熱を受けとめるばかりでした・・・ しまね建築・住宅コンクールで「家具師の家」が奨励賞を受賞しました。 講評にはこうあります 新旧の家具が様々な表情を見せる空間づくり 驚くべきことに、住まい手さん自らが木挽きし、原木からクリフローリングの加工、家具製作から塗装までをこなされたそう。 外観は北山を背景に赤瓦屋根と杉板張り。外部に向けた建具の開口高さを抑えることで、室内には穏やかな光と、静謐さがありました。 家族4人で暮らす空間は二つのエリア。ゆったりとした土間と板間の二間で、土間エリアはダイニングキッチンと展示場を兼ね、そこにあるキッチンは展示品でありながらご家族の生活の場でもあるのです。その空間で新しく作られた家具(展示品)と経年変化を経て表情を変えていく家具を両方体感する事が出来るという興味深く、贅沢なコンセプトです。 土間空間と板間空間の間には焚き風呂と薪ストーブが備えられており、火と共にある濃厚な生活行為を感じさせます。 住居と店はその時に応じて、その境界を自在に変え、その空間の中で家具は色づき、家族は豊かに育まれていくのでしょう。
日野さん、森山建築工業さん、おめでとうございます! ■
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by tkhmn48438
| 2018-03-09 08:45
| 江角アトリエ日記
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ニヤトーの削り出しと桧棒材を組み合わせたものと。 ニヤトーとは南洋材の堅木で加工しにくいものの、ずっしりとした存在感があります。素材、形状はそれぞれの部屋の調和からデザインしています。 材料の手配と当日のフローはそれぞれに担当スタッフが行いました。
大学でプロダクトデザインを習得した佐藤君はあらかじめ自身で試作を作る入念さに、感心! 大学で使っていた治具も持ち込んで、手厚い指導ぶりでした。 加工手順をプリントして説明する高橋さんも一生懸命! 寸法を木材に移すけがきから始まって、切断、加工、仕上げ、・・・出来上がったものは簡単に見えるかもしれませんが、途中何度かの試練を乗り越えながらの難産でした(笑)! 二つの家には薪ストーブを設置するので、プレクッキングとして昼食にはシャケ、リンゴ、サツマイモなどのストーブクッキングとかまどご飯を。 スタッフもクライアントもDIY好きには楽しい早春の一日でした。
家は子育てと同じで、手間暇をかけた分量だけ愛おしくなります。 ハウスメンテナンスも楽しみとする事で暮らしは一層楽しくなります!!
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by tkhmn48438
| 2018-03-01 09:34
| 江角アトリエ日記
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松江市東本町の家
![]() 上棟から3週間が過ぎ空間の骨格が顕れてきました。中庭からの採光で明るい空間となっています。 以前の住まいは素朴な造りでしたがとこ廻り部材を外し、今回再利用しています。
![]() 床脇の竿縁天井を外すと天井板裏にいなごが用いられていて、圧痕はあるものの竹いなごが無く一度外されて再利用されたようでした。解体した母屋は昭和6年に632戸を焼き尽くした材木町大火で建てられたものであり、その時火災を逃れた床脇天井は再利用され、書院障子の敷居鴨居にはピーラーが用いられていましたが、昭和6年にはピーラーが流通していたということになります。新築建物に昭和の遍歴を残す事で、物語を繋ぐ事が出来ました。
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出雲市直江町の家 ![]() 記録的な豪雪で少し工期が遅れましたが来月の竣工に向けて直江の家も内部は仕上げ工事に入りました。
浜田市上府の家
![]() 来月の竣工に向けて事務所下検査までが終わりました。
玉湯の家
![]() 現場に行くたびに杉赤柾目の美しさに感心します。 レッドシダ―は耐候性は抜群ですが、黒く変色します。国産の杉赤はグレーのまま経年変化も楽しめ桧同様の耐候性もあります。ただこのような良質な杉材をそろえるのは難しくなりました・・・。 ![]() 石飛大工さんの鉋刃にただならない様子を感じ、鉋談義に花が咲きました。 スタッフも、インターンの学生も、もちろん自分も感動です! ■
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by tkhmn48438
| 2018-02-22 18:52
| 江角アトリエ日記
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![]() 住いの更新が進んだ昭和の経済成長から、古民家の価値が見いだされ再生される時代へ。風土や文化はその中にいると気付き難いものですが、失われて初めてその大切さに気付くモノかも知れません・・・
丁寧な暮らし、スローライフ、・・・フレーズは色々ありますが、多少の不便を受け入れながら心豊かに暮らしを楽しむ時代となりました!
御両親が新居を建てられて空き家となった滋賀県蒲生郡の古民家。その古民家を息子さん世帯が再生して生活の場とされます。
実測調査と打ち合わせを進めていますが、今回の仕事では地元滋賀県立大学 環境建築デザイン学科の川井研究室の協力を得、改修工事には学生達も参画する予定です。
図面や設計打合せをクライアントと学生達とSNSで共有しながら進めています。
送迎から食事まで毎回心底丁寧なおもてなしに感謝です! 島根から滋賀まで新幹線での遠征ですが、滋賀には見所も多く何よりも素敵な御夫婦との出会いに心弾ませています! ![]() ■
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by tkhmn48438
| 2018-02-22 17:04
| 江角アトリエ日記
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